2007年02月28日

オール・ザ・キングスメン

ピュリッツァー賞に輝いた実話を元にした映画が「オール・ザ・キングスメン」です。

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なんといっても、俳優人がゴージャスです。
主人公の州知事を演じているのが、ショーン・ペン、どこか憎めない顔のショーンが今回は悪事に手を染めていく州知事をやっております。

そして、新聞記者にジュード・ロウ。いつ見ても男前です。今回もかなりの男前なんですが、何故か陰のある役柄です。

そしてジュードの恋心を寄せる相手がケイト・ウィンスレット、やはり腰まわりはかなりのボリュームです。

それから、正義の法務官を演じているのが(どうしてもレクサー教授とかぶって見てしまうアンソニー・ホプキンス

そうそうたるメンバーがこの時代に骨太に生きていた人物をじっくりと演技をしています。

ショーン・ペンの演説のシーンはなかなか力がはいっておりましたなあ。

全体的に暗めのトーンで作られているのですが、それぞれの俳優の持つ力で纏め上げられております。「ゴッドファーザー」の色合いと「ワンスアポインナタイム イン アメリカ」の雰囲気が出ておりました。(時代がけっこうちかいせいかもしれませんね。)

僕はケイトが知事と関係を結ぶシーンがけっこうはしょってあったような気がします、そこをもう少し描写してもらうと、後半の兄の怒りがもっとテンションがあがって納得できたような気がします。

骨太映画のお好きなかたにお勧めです。
NO.39 2007
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2007年02月27日

恋しくて

BEGINの大好きな曲のなかに「恋しくて」というナンバーがある。石垣島を舞台にして作られたこの映画には、石垣島を出て東京で成功しながらも沖縄のことを忘れないBEGINのメンバーの熱い思いを感じることができる。そう原案はBEGINなのです。

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何がよいかって、素朴な登場人物たちがなんともいえない味わいを見せてくれているのです。

突然バンドをはじめると言い出す、セイリュウ。彼は地元のリーダー的な存在なので、誰も逆らえません。番長のような感じです。その彼が実はピアノが弾けたりするから、びっくりするんですなあ。

今回のバンドの登場人物のうちセイリュウ君だけが東京から選ばれた、いわばプロの役者さんです。その他のメンバーはなんと3500人もの人間から選ばれた素人なんだそうです。

中江裕司監督はそんな彼らを見守りながら成長する姿をじっと見ているんです。

実際最後には成長した彼らが東京へ行って、オーデションを勝ち抜いていくのですが、なんともいえない郷愁を感じさせてくれます。

最後の最後には「あっそうなんだ・・・!!」
という映像も出てきます。

僕の個人の趣味では牛小屋のおじさんがい味を出してはりました。

この作品はGWにロードショーとなります。
きっとこの映画をみるとこんな色の海が見たくなりますよ。

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↑昨年宮古島に行ったときに撮った写真です。

NO.38 2007
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2007年02月25日

プロジェクトBB

映画の男性俳優の中でもとりわけすきなのはジャッキー・チェンです。その最新作「プロジェクトBB

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今回のジャッキーは見せてくれます。違う一面を。いつもはジャッキーのそのアクションに目が行くのですが、今回は家族とジャッキーの思いというのをこの映画から感じることができました。

実はジャッキーがハリウッドに進出した時に、あまりにも忙しくて母国のお母さんからの電話をないがしろにしていた時期があったそうなんですね。そして、母親に会いに行ったら、お母さんは、脳溢血で歩行困難になっていたそうなんです。その時に初めて母親の思いを胸に感じてあやまったというエピソードがあるそうです。?????????`?i?????????j

そして今回ジャッキーが父親を抱きしめたときに涙を流すのですがその時の母の姿と重ねているから、その涙がものすごく胸を打つんです。

今までのジャッキー作品では、これほど胸を打つ作品はなかったと思います。この年のジャッキーだからこそできる演技であったと思います。?O?b?h?i???????????j????????

この作品は4月7日より公開

NO.37 2007
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2007年02月24日

プルコギ

焼肉が食べたくなります「プルコギ」この作品に込められた白肉への思いは大きい。

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白肉というのは、いわゆる内臓系の焼肉のことです。ホルモンといわれている部分。ミノ、センマイ、マルチョウ、ハラミ、ハチノスなどなどがその部分にあたるわけなんですが、このホルモン対赤肉といわれる、ロースやバラ、カルビという部分の焼肉と料理の対決。???????i?{???j

映画の中でずーっつと焼き続けられる焼肉たち。「あーー食べたい」と映画を見てまず思ったのでした。マルチョウはなかなか食べる機会が少なくてどんな味なんだろうと思いながらみておりました。

映画の中では、幼い頃に離れ離れになった兄弟のストーリーなんですが、主人公はマルチョウだと僕は思えて仕方がありませんでした。それだけ焼肉の臭いが映画から漂ってきそうです。

松田龍平さん、山田優さん、ARATAさん、田口トモロヲさんが話をつづっていきます。田口さんの無茶振りも痛くて話に花を添えております。

でもやっぱり焼肉(プルコギ)が一番印象に残ったなあ。

そういえば昔はよく鶴橋の焼肉やさんへ行ったなあ。「吉田」「空」皆さん、元気にしていらっしゃるでしょうか?また行きますね。???[???i?????????j?n?[?g?????i?????n?[?g?j

最後に焼肉バージョンのチラシを

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公式ホームページ
http://www.yakiniku-movie.com

NO.36 2007
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2007年02月23日

パパにさよならできるまで

切ない子供の気持ちが胸に迫る映画、「パパにさよならできるまで」この映画の中には大人が忘れた大事なものがぎゅっとつまっている。

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時は1969年のギリシャ、そこで暮らす決して裕福とはいえない普通の家族。そこに突然起きる悲劇。一家の大黒柱を失った後のその家族の反応が実にリアル。

みんなが心の中に傷をおっていく。母親、兄、そして主人公のイリアス。そんなイリアスがようやく父の死を見つめることができるまでの道のりを、彼の行動、言葉を通じてつづっていく。

この子役は天才だ。これだけの台詞が頭にはいっていること自体がすごいのですが、大人があれだけ迫真の演技をすれば、子供はビビッテしまうものなんですが、彼は違います。大人顔負けの演技で見ている人々の心をぎゅっと絞ります。

絞られます。心が。

母親の心が雑巾のように磨り減っていくのもよくわかります。兄の板ばさみの状態にも同情してしまいます。

そして、6歳の子供の純粋さ・・・

2002年のギリシャ・ドイツの映画ですが、映画の良品です。

NO.35 2007
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2007年02月22日

あかね空

直木賞に輝く原作「あかね空」をコンピュータグラフィックを使いながら見事に映画化された作品。

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主人公の永吉に扮しているのは、今大河ドラマで山本勘輔を演じている内野聖陽(うちの まさあき)、彼が今回は賭場の元締め傳蔵も一人二役でこなしている。

その対極的な二人の生き様をかなり見事に演じている。妻役の中谷美紀もかわいいのだが、この作品の構成、台本がかなりしっかりと作られているので見ていて飽きません。

また、風景もかなり綺麗にとっているので、美味しい料理をいただいたような、感想すら持ちそうです。

細かいところまで作り込まれたこの作品は、まるで豆腐を作っているシーンから豆腐のにおいが漂ってきそうな気がします。それだけ準備をしてこの映画は作られているのでしょうね。

製作サイドの愛情を感じることのできる1本でした。?h?????n?[?g

公開3月3日

NO.34 2007
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2007年02月21日

クィーン

アカデミーの季節がやって来ました。今年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞、衣装デザイン賞、作曲賞の6部門にノミネートされているまさに王道を行く作品がこの「クィーン」です。

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主演をしているヘレン・ミレンは本当にエリザベス女王に似ているのです。その歩き方が一番僕は似ていると思うのですが、皆さんはどう思われるでしょう?

物語はあのダイアナ元皇太子妃がPARISで交通事故でなくなってからの、イギリス王室の対応ぶりと労働党のブレアー首相のやり取りなどができるだけ事実に忠実に描かれている。

そんな中で、威厳と伝統を重んじるイギリス王室の世論に対しては逆らうことができないという現在の社会情勢をまざまざと見せ付けられています。?????????`?i?????????j

本当にここまで、内幕を描くこの映画がよく作れたなあと思う。?J?`???R

アカデミー賞での発表が待ち遠しいのはこの作品を作ったスタッフでしょうね。

公開は4月、ゴールデンウィーク

NO.33 2007
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2007年02月20日

ゴーストライダー

アメコミの王道「ゴーストライダー」にオスカー俳優ニコラス・ケイジが挑んだ痛快作品だ。

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アメコミが好きな人はけっこういると思う。実際、隣に座ってみていたMCの女性もこの手のアメコミ原作の映画が大好きで「XMEN」をはじめ数々のアメコミ作品のファンだそうだ。?n?[?g?????i?????n?[?g?j

今回の作品もかなり楽しめます。「何でやねん!」????????という突っ込みどころが満載のこの作品も見てておもしろいです。純粋に楽しんでみてください。やはりこの手の映画は大きな劇場でぽりぽりポップコーンをほお張りながらダイエットコーラを飲んで楽しんでみたなあ。???[???i?????????j?O?b?h?i???????????j

公開は3月3日

NO.32 2007
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2007年02月19日

ポイント45

僕の大好きなミラ・ジョボビッチが体当たりで演技をしているのが、この作品「ポイント45」である。

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ミラ・ジョヴォヴィッチが印象的だったのは「ミリオンダラーホテル」この作品の中で可憐な少女を演じた彼女は、「バイオハザード」シリーズでその地位をアクションスタートして確立した。

そのミラ・ジョヴォヴィッチが、心に鉄を秘めているDV(ドメスティックバイオレンス)の餌食になっているように見えるのだが・・・やがて。

男のバイオレンスに悩む女性は多いと思う。数字にあらわれていない数を考えても相当数になるだろう。この作品はそんなDVに光を当てているわけではないのだが、どうしてもそこに目を向けざるをえない。

ミラ・ジョヴォヴィッチの熱演が光る一本です。

公開は3月17日

http://www.point45.jp

NO.31 2007
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2007年02月17日

ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド

確かジャンプにこの漫画は連載されていたと思う。独特のタッチの絵とストーリーが斬新でよく読んだものだ。そして今回映画化されたのはアメリカでジョジョの子孫が活躍する前のお話なのである。
それが「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」なのである。

会場内はかなりの若い世代が目立つ。隣に座っていたのが女子高生らしくて、ものすごく大きな声でわいわいと始まる前からしゃべっている。?????`?i???_???????j

そして、終わってからも・・・?????`?i???_???????j

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まあ、それはよしとして映画のお話。

このアニメ作品実に面白かったです。眠くなる暇はありません。「ジョジョ」が鍛え上げられて段々顔が変わっていくのですがこのあたりはバットマンビギンをみているようですし、マスクをつけてしまうと超人的な力を発揮してしまうのは「マスク」のようでもあります。(マスクのほうが原作よりも後だと思うけど・・)

テレビの延長線上にあるアニメという捉え方であればかなり面白かったです。????????

純粋に比較はできませんが「鉄コン筋クリート」などの骨太のアニメにはやはり今一歩及ばないような気はしました。
(そりゃ、作風も違うし、しょうがないとは思いますが・・・)

この作品は2月17日よりシネ・リーブル梅田にてレイトショーがスタートします。

荒木飛呂彦ファンは劇場に走れ!今なら石仮面の根付がもらえるジョジョ。

NO.29 2007
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2007年02月16日

パリ、ジュテーム

パリ好きにはたまらない作品「パリ、ジュテーム

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まさに宝石箱にちらりばめられたように、各5分の短編映画が18個積み重なって一つの映画を構成している。?????????i?V?????j

各パートは監督の好みに応じてパリの市内、近郊などで撮影されて5分の短い中に凝縮される。

それにしても5分は短いですよー。15分あればけっこうなものができてしまうけど5分の中で出会い、愛、、別れ、などなどを入れ込むのは本当に難しいと思う。そんな時間という制約の中で、余分な脂肪はそぎ落とされて、かなり純度の高い内容だけが残るということ。考えましたねー。

各パートは油断しているとあっという間に終わってしまうので、ボーっと見ていられない。すべてのパートが終わったあと、何気につなぎのシーンが出てきて関連性を印象付けている。

個人的にはイライジャ・ウッドが出ていた吸血鬼編が印象にのこっております・・・(他とは全然テイストが違っていたので。)???[???i?????????j

PARISが好きな方には是非見て自分の知っている「パリ」を照らし合わせて欲しいものです。????????

NO.28 2007
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2007年02月15日

アルゼンチンババア

ここには優しい鈴木京香さんがいます。松竹配給「アルゼンチンババア」よしもとばななさんの原作を映画化したものです。

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この作品の中には親子の愛情、夫婦の愛情、新しい愛情、などなどがごちゃごちゃと織り込まれているのですが、どうも作品の前と後ろとで話が分裂しているような気がします。

アルゼンチンババアの存在感と妙な優しさは、鈴木京香さんが実に怪しげに演じているのですが、役所広司さんのアンバランスな親父の姿と掘北真希ちゃんの透き通るような存在がみょうにアンバランスな印象を受けてしまいました。 

鈴木京香さんは、今「華麗なる一族」に出ている関係でどうもあの役の雰囲気でみてしまうのですが、この作品の中では年齢不詳のアルゼンチン帰りの寡婦です。その京香さんのタンゴを踊るシーンは実にきれいです。役所広司さんも「SHALL WE DANCE」で踊りを鍛えられていたのでしょう、優雅なダンスです。

彼女が作った蜂蜜によって町中の人々が燃えるのは笑えます。

それにしても堀北真希ちゃんはかわいいですね。昔、広末涼子さんを初めてみた時のような感じです。

この作品は3月公開
公式ホームページ
http://www.arubaba.com

NO.27 2007
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2007年02月14日

しゃべれどもしゃべれども

テレビで何をやってもいやみのない国分太一さんが主演したこの「しゃべれどもしゃべれども」はしゃべりを行うものにとって見ていてアキの来ない、爽やかなできばえになっております。

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それにしても国分さんうまいなあ、酔っ払って火炎太鼓を演じるところなんかはその前と全然違うんですね。その差って実に些細なことかもしれないんですが、歴然と違うんです。

そして最もうまいと思わせてくれたのが、子役で出て落語を演じている森永悠希くんです。その語り口は桂四雀師匠を思わせるようなうまさ。顔の表情がほんまにいいんです。大阪出身だけに大阪弁もおかしくありません。彼がこのまま落語を続けたら天才になると思います。見習いたい表情でしたね。

当日は桂一門のかたをはじめ上方落語の方が何人かお見えだったのですが、やはり子供の落語をみて「うまいなあ!」といってました。やはりプロから見ても彼の落語はうまいらしい。

僕もご縁があって立川志の輔師匠とアメリカにいかせていただいた。その時にお弟子さんの志の春さんが一緒に行ったんだけど、師弟の一線にはいつも緊迫した線があるんですね。やはり芸の道は厳しいのです。ちなみに志の春さんはアメリカの名門イェール大学を出て三井物産に進みながら落語家になった方です。影から応援しています。

さて映画は5月公開ということでまだまだ先なのですが、きっと落語の新しいブームが来るかもしれませんね。

公式ホームページ
http://www.shaberedomo.com

NO.26 2007
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2007年02月13日

クラッシュ

2006年アカデミー賞作品賞に輝く作品「クラッシュ」

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今回は朝日ベストテン映画祭でみました。

やはり、秀逸なのはその構成でしょう。つまり台本が実に良くできております。36時間に起きたことをいろんな時間を切り裂いてつなぐことによって見ている人たちに感動と感銘を与えてくれるのです。

あおーそういうことだったのか・・・ここにつながるのか・・・
などなど見ている人の予想を裏切らないのですが、つながり方が実にうまいのです。

映画の根底にながれている黒人差別の風潮は今もアメリカの中にはあるのだろう。黒人だけではなく、人種差別ということは日常的にあるような気がした。実際日本人がアメリカで仕事をしても何気にそんな感じはうけるものだ。僕も行ってみて感じた。

とにかく構成のうまさに惹かれてこの作品の参加を決めたサンドラブロックの気持ちもわかるような気がする。

NO.25 2007
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2007年02月12日

松ヶ根乱射事件

「リンダ リンダ」の監督山下敦弘氏が20代最後に撮った作品がこの「松ヶ根乱射事件」である。

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いつになったら乱射が起きるのだろう、まずタイトルからわれわれはこのことに意識を集中させられてしまう。

逆にいつおきてもおかしくない状況の中で淡々と綴られていく物語。双子の兄弟が織り成す、悲しくもおかしい話は一組のカップルによって見事にごちゃごちゃになっていく。

一組のカップルの男を演じている、キム兄さんこと木村祐一さんの恐怖がいいのです。ただ淡々と人をぼこぼこにどつく!ただどつく!そこがこの映画を何気に不気味におもしろおかしくしているところかもしれません。キム兄さんはどこかビートタケシさん通じるものを感じるのは僕だけではないと思います。

また主演の新井浩文さんも淡々とした演技で監督の意向を汲んだ演技をしているように思います。

まだまだそこの知れない深い才能を秘めた監督さんのようです。
今後の作品にも注目したいですね。

公開は3月10日テアトル梅田他
公式ホームページ
http://matsugane.jp

NO.24 2007
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2007年02月11日

今宵、フィッツジェラルド劇場で

今年の目標が映画鑑賞200本すでに22本今日はまだレビューを書いていないあと3本一気に書きます。

まずは、「今宵、フィッツジェラルド劇場で」

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この作品は2006年ベルリン映画祭公式出品作品だそうです。

とあるラジオ局の公開放送。恐らく何十年も続いた番組なんだろう、その最後の放送の日がやってきた。

公開放送なので当然お客さんが前にいる。その聴衆とラジオを聴いている聴視者に対して、いつものように番組が進行していく。

同じ司会者としてこのラジオの進行役をしているギャリソン・キーラーがすごい。彼は実際に1974年以来30年以上にわたってこのラジオ番組の司会をしているという。

その落ち着いた語り口と歌の絶妙なうまさが聞いていて耳に心地よいのだ。特にCMのナレーションをするあたりは浜村純さんを思わせるようなうまさ。アクシデントにも何にも動じない。

あと周りをとりまくメンバーの歌を聴いているのも楽しい。
メリル・ストリープがカントリーの歌手を演じているのだが、彼女の演技にしては地味な感じがしたけども、さすがにそこはメリル・ストリープである。しっかりとこの映画の役どころを演じている。

新しい、劇場のオーナーになりそうな男にはトミーリー・ジョーンズ。冷徹な男をさりげなく演じているが、この作品の中での役どころとしてはちょっと物足りない。

なぞの美人を演じているヴァージニア・マドセンはじつに綺麗な女優である。この作品の中では死神を演じているのだが、その存在感は圧倒的である。

様々なキャラクターが同じラジオ番組を綴りながら一つの時代の終わりを共同作業で表していく。そこに人間の死さえも取り込みながら新しい希望に燃える人々の夢をもがいているこの作品は、良質のワインをのんだような後味であった。?n?[?g?????i?????n?[?g?j???[???i?????????j

NO.23 2007
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2007年02月08日

紙屋悦子の青春

さてさて、今大阪のリサイタルホールでは2007朝日ベストテン映画祭が行われております。2005年12月から2006年11月までに上映された作品をここでは対象にしてベストテンを決めるのですが8人の審査委員がこの作品を決めているそうです。

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今年の邦画、洋画のベストテンはご覧のようになっております。
邦画は「ゆれる」外国映画は「グエムル 漢江の怪物」が一位に輝いております。

そのうちのベスト3作品を1日おきに上映しているのですが、2位になった「紙屋悦子の青春」を見てきました。

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登場人物は実に少ないんですね。主人公の原田知世、永瀬正敏、松岡俊介、小林薫、本上まなみ これだけです。しかも背景がまた少ない。どこかのビルの屋上と昔の家の中とその前の桜の木。

この三箇所だけでさまざまな思い、日本の心、戦争中の男の生き様と現代に生きる老人の孤独などをしっかりと伝えている。

台詞が多いのと、長回しなので役者さんは大変だったと思います。屋上のシーンでもいつまでも同じ画角でとられています。うーん。
抑揚があまりないのですが、登場人物の台詞であきさせません。うまいんですね。

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原田知世さんの演技がよかったです。少女時代の悦子、老人になった時の悦子、それぞれいい味を出しています。

こうした映画祭では大きな画面で映画を見れるのがうれしいですね。今ではDVDがあって家でも見れるのですが、やはりスクリーンで見る映画は格別です。

この映画祭は10日まで行われています。
入場料も1200円とかなりお得な感じがします。
今日は「クラッシュ」を見る予定です。
是非足をお運びください。???[???i?????????j

NO.22 2007
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2007年02月07日

不都合な真実

不都合な真実

アメリカのゴア副大統領が取り組んでいる、地球温暖化の事実を端的にリポートしている。

このままではかつてなかったような状況に地球がなっていく。
そういえば最近、アメリカが京都議定書を批准する動きが出てきたのも、この作品がアメリカで上映されたからにちがいない。

一人一人が行動をおこすことによって、この地球を子供たちに残すことができる可能性がまだあるということもこの映画は物語っている。

学校で上映してあげてほしい。子供たちが学校でこの地球の悲鳴を聞いて感じたことをどんどんと大きくしていきたい。そうすれば何がかわる。百一匹の猿現象を起こせば地球を元の状態にもどせるようになると信じている。

NO.21 2007
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2007年02月06日

ロッキー・ザ・ファイナル

きました、シルベスタスタローンを見事にハリウッド俳優に押し上げ、またアメリカ国民に夢と希望を与えてくれた作品「ロッキー」のいよいよファイナル。

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ここまで引っ張りましたからねー、ロッキー5では最後のドラマというサブタイトルまでついていましたけどねー。

でもわくわくします、やっぱりロッキーのテーマ曲が流れるともう力がお腹のそこから湧き上がるようなそんな勇気をもらえる作品ですね。

時はあの初戦から30年、いまやスタローンはイタリヤ飯屋のオーナーとなって客にいろんな試合の話をして過ごしていた。そんな時ふと現役の無敗のチャンピオンと戦える機会がやって来る。
そんなん無茶やんという周りの声をよそにバルボアは行動を開始する・・・やがて様々な困難を乗り越えいよいよ試合がやってくる。
そこで繰り広げられる壮絶な試合。

シルベスタースタローンはこの作品を作って区切りをつけたかったんだと思う。いままでの感謝の気持ちを込めてこの作品を彼は作ったのだ。だからストーリーがわかり切っていてもそれはそれでかまわないのだ。彼とそしてこの作品を愛してくれた全世界の人々に彼はこの作品の区切りをつけるためにこの作品をつくたったのだろう。だから、昔の「ロッキー」の回想の場面が何度も出てくる。残念なのはエイドリアンが死んでしまっていなくなっていること。
恐らくエイドリアンのイメージに合う人がいなかったのかもしれない。あるいはエイドリアン役の女優さんが断ったのかもしれない。

いずれにしても映画としては昔の気持ちをもう一度あきらめずに取り組むという、ネバーギブアップのマインドを起こさせてくれるようなできばえです。中高年の方々が仕事でいらいらする時にこんな映画をみれば勇気が出てくるんではないでしょうか?

公開は4月20日
公式ホームページ
http://movies.foxjapan.com/rockythefinal/


No19 2007
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2007年02月05日

デジャブ

ジェリー・ブラッカイマーが作製したこの作品、やはりこの人が作れば大作になるのはわかっているんだが、今回はデンゼルワシントンが主役、知的な黒人といえばこの人だろうなあ。演技に知性があふれ出ている。

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そして、メガホンをとったのは「トップ・ガン」を作った、トニー・スコットである。兄貴はこれまた有名なリドリー・スコットであるから、兄弟で才能があるんだろうね。
その軍団が作り上げたのが、この作品「デジャブ」である。デジャブですぐに思いつくのはマトリックスのデジャブであるがあの時は猫が横切るシーンが繰り返された。今回はかなりややこしい。

理論上のことはわかるのだが画面でみるとかなりややこしい。今と5日前が同時に進行している。お互いに影響しあうわけだから、昔が変われば今も変わる。・・・・時空がゆがんで今と過去がつなっがっているのだ。

とくにわからない状態になるのが、過去の映像を見ながら今の高速道路を走るシーン。これはかなり危険です。良い子は絶対まねしちゃいけません。事故をおこすのは当たり前。でも諦めません捕まえるまでは・・・

船が爆発されるシーンはすごい迫力でした。
謎解きは簡単なように見えるのですが、その奥に感じるプロットの複雑さは相当考えてこの脚本が書かれたことを思わせます。
(ほんとうに苦労したんだろうなあ? 言葉尻一つで意味をあわせようとするところが見えるんですねえ。)

なんせ、過去にいって歴史を変えると未来が変わるという当たり前のことを映像にすると、見ているほうは頭が混乱するのは以前、「バックトゥ・ザ・フュチャー」でも感じたような気がする。

それが今回の映画でも見受けられる。
試写室に2回目だという方がいらっしゃった。確かにこの映画は追う一度見たほうがいいのかもしれないと思ったのであった。

公式ホームページ
http://www.movies.co.jp/dejavu/

公開 3月17日
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