2006年10月19日

武士の一文

松竹配給 「武士の一分」 松竹10F試写室にて10時半より

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山田洋次監督の藤枝周平三部作の最後の作品。

原作は「盲目剣谺返し」主演はあの木村拓哉である。

キムタクってどうなんだろうと思いながら見に行きましたが、

これは目からうろこですねえ。まだまだとがったところはあるものの

時代劇に真剣に向き合い、努力して姿がわかる。

しかも今回の役どころは目のみえない武士。とうぜん目は

開いているのに見えないふりをしなければならない。

いやあ苦労したと思います。

そして,全編を通じて登場する徳平こと笹岡高史さんの演技が

よいの何のって・・・・彼がいるからこの映画は成り立つと思うぐらい

目立たないけど目立っていましたね。

それにちょこっとしか出てこない緒形拳のこれまた存在感のあること。

やっぱりキムタクでもかなわない。でも頑張っているんですかれは・・・

それに奥さん役の壇れいも武士の奥方という難しい役どころを

こなしていましたね。(かわいいんです彼女は・・・いまどきこんな

女性は日本にはいません。きっと)

それにあわせて流される音楽がつぼを押さえているのでつい涙。

僕の場合はいろんな思いが交錯してついつい目頭が熱くなってしまい

ました。

12月1日全国ロードショー 大ヒット間違いない作品です。

公式ホームページ

http://www.ichibun.jp/
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2006年10月12日

トゥモロー・ワールド

東宝東和配給 「トゥモロー・ワールド」披露試写会 TOHOプレックス

久しぶりに巨費を投じた作品を見た。総費用120億円。

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「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の監督、

アルフォンソ・キュアロンがメガホンを取っているこの作品、

テーマが笑えない、本当にありそうな内容なのだ。

時代は2027年いまからおよそ20年後の地球。人類に突然生殖の

機能がなくなってしまう。最後に生まれた子供からもう何年も経つ。

その子が殺されて世界中は悲しみに包まれている。そんな中、

自暴自棄的な生活をしているセオ(クライブ・オーウェン)がとある

組織に拉致される。

そこには彼の元彼女ジュリアン(ジュリアン・ムーア)がいたのだった。

彼女への思いを断ち切れないセオの行動・そして反政府組織フィッシュと

政府軍との戦い。そこに絡む、キーという女性をめぐる展開。

どうなるのか?



クライブ・オーウェンはなかなか渋い、「ボーンアイデンティティー」で

適役を見事に演じ、それから「キング・アーサー」の主役に抜擢された。

男くささを感じさせてくれる役者なのである。

ジュリアン・ムーアは「ブギーナイツ」「マグノリア」「ハンニバル」

などに出演している、女優でビューが30歳という遅咲きの彼女では

あるが知的で存在感のある演技でどの映画でも輝いている。

そんな二人ではあるが本当の主役はキーという女性かもしれない。

戦火を生き抜く母の強さを感じる。


全体的に画面は暗く、今までの未来を描いた作品とは一線を隔す出来と

なっているのである。しかも戦争によって巻き起こる塵灰がたちこめ

こちらまで息苦しくなってくるほどである。

見終わってもその感じは残る・・・・


この後ネタばれの可能性あります


感動を呼ぶシーンは子供が建物から出てくるシーン。

命の尊さを画面の中であらわしているかのような演出。

そのシーンはさすがに胸を打たれる思いがした・・・・

最後の海でのシーンはどうだろうか?

結局みんなが消えてしまった。新しい命を除いて・・・

最後に希望という一縷の望みはつないでくれたが・・・・・


見終わって胸にずーんと重い石が残るようなそんな作品である。

11月18日公開

公式ホームページ

http://www.tomorrow-world.com/
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2006年10月11日

父親たちの星条旗

ワーナーブラザース映画配給「父親たちの星条旗」を
TOHOプレックスにて試写会鑑賞しました。

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クリント・イーストウッドが監督をしている、しかも製作が
スティーブン・スピルバーグなのだから、面白くないわけがない。

クリント・イーストウッドは「ミリオンダラー・ベイビー」や
「許されざる者」を作った監督さんですが、僕達の世代にはやはり
「ダーティーハリー」シリーズのクりントのほうがなじみがある。

なんともいえない無骨な生き様の彼の映画の中の主人公に
あこがれる青年も多かったのではないでしょうか?

そんなクりント・イーストウッドがまたも良質な映画を作り上げました。
しかも、ひとつの島での出来事をそれぞれの側になって2本の映画を
作ったのですから、そりゃあすごいの一言に尽きます。

表題の「父親たちの星条旗」はいわばアメリカ側から見た、
硫黄島での戦いとその後の本土における、米兵の苦悩を描いています。
そして、一度は見たことがあるあの写真の意味がこの映画をみると
よくわかります。

そして、12月に公開される「硫黄島からの手紙」は日本側から見た島での
戦いが描かれているそうです。これも楽しみです。

今回見た「父親たちの星条旗」は戦闘のシーンがいつにも増してかなり
ショッキングな映像です。「プライベートライアン」でスピルバーグは
ひとつの戦争映画のリアリティを追求する姿勢をうちだしましたが、
今回の映画もまた、リアルな描写です。
戦争の悲惨な現場をこれでもこれでかと心に叩き込んできます。
女性の方にはすこししんどい映画かもしれません。

この映画を見ていても戦争への意義意味がわからなくなります。
彼らが映画の中で語った言葉が頭に残ります、
「戦争は国のために行ったんではない。仲間のために戦ったんだと・・・」

戦場における命をかけた友情の絆はやはり、深いものがあるのでしょうね。
戦後の日本は奇跡的な復興をしましたが、それも死の淵に面した人間の
強さではないでしょうか?死ぬということを前に人は強くなれるのかも
しれません。

公開は2006年10月28日です。
公式ホームページ
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
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2006年10月02日

王の男

今日は角川ヘラルド映画配給「王の男」という

韓国映画の試写会を見に行きました。

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この試写会が開かれたのが、そごうのシアター(劇場)、実は

ここには来たことがなかったのでぜひとも行きたいと思って

いました。

試写の話を聞いたのは当日、なんとかやりくりをしていただいて

見に行くことができました。(山本さん、千葉さん、田仲さん

ありがとうございました。)



さあ、映画は韓国王朝第10代ヨンサングンの時代の話。暴君として名高い

彼の知られざる一面を旅の大道芸人達とのふれあいを通じて見事に

描いております。

この映画は第43回大鐘賞において10部門を受賞するという快挙を

成し遂げた作品です。その巧みなカメラワークは見ていて飽きません。

最後まで一気に見せる力強さを持っていました。

綱渡りの芸であんなことができるというのがびっくりでしたね。

(男性のかたならわかるが、あれは相当痛いはず・・・・)

最後のカットもすばらしい、大道芸人の意地と男の譲れない一線を

描いている。

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王をとりこにした男、コンギルにはイ・ジュンギが出演しているのだけど

「ヴァージン・スノー」にも出ている彼は実に中性的な顔立ちで、

この難しい役どころをこなしていた。彼なくしてはこの映画は成り立たない

と思われる。今後も活躍しそうな俳優である。

この映画は12月からガーデンシネマ等で拡大ロードショーの予定

韓国観客動員数ナンバーワンのこの作品を見ても損はありませんよ・・

(韓国映画動員数ナンバーワンにしては、南北問題を取り上げて

いないので日本人が見てもわかりやすいと思います。)
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